刺激なしにやる気を持続させるのは、凡人にはなかなかできないことだ。少しだれてきたなと思ったら、自分を刺激してやる。それには、いくつものやり方が考えられるが、他人がどうやって学んできたか、学んでいるかを知ることもひとつの方法だろう。いまはそういうことを紹介した本が、書店にいっぱい並んでいる。そんなのを読む暇があったら英語を勉強したほうがいい、と思う人もいるかもしれない。気をゆるめずにできる人は、もちろんそうすればいい。しかし、最初は勢いこんではじめても、やがて先細りになり、という人も、かなりいるにちがいない。そんなとき、一見無駄に思えるこういう読み物も、だれてきた自分をときどきつついて刺激してやるための格好の材料になる。やる気を持続させることのほかに、自分に合った有効な方法で勉強するというのも、もうひとつの要件である。この場合、「自分に合った」と「有効な」の二つがともにそなわっていなければならない。そういう方法をどうやって見つけるか。ある程度は自分で試行錯誤するしかないと思っている。一回で自分に合った方法が見つかる人もいれば、何度もいろいろな方法を試してみて、やっとこれだという方法に出会う人もいるだろう。ひとりで勉強しているとき、ほかの人の経験を知ることは、それを反面教師にするにしても手本にするにしても、参考になるものだ。英語学習法として特段の奇策が書いてあるわけではない。ラジオの英語講座を利用するなど、別に奇策でも魔法でもないからである。しかし、わたし自身が実行し、しかも現在でも有効と思われる方法を書いたまでである。聞く、読む、話すという、いろんな要素が組みこまれた英語講座を、とりわけ初歩の段階で、しかもお金と時間をかけられない人が活用しない手はない。問題は、いかにしてそれを活用するか、だろう。それに加えて、がむしやらに本や新聞や雑誌を読んだことが、英語力を伸ばすのにいちばん効果があったと思う。少なくとも、わたしの場合は。もともとは、三〇歳、四〇歳で英語に挫折している人、あきらめている人を励ましたいと思って書いた。わたしも一〇代、二〇代のころは、四〇歳以上の人など棺桶に片足をつっこんでいる人間という気さえしていた。だが、いまから考えると、四〇歳なんて若い、若い。昔は四〇歳を初老といったが(いまでも辞書のうえでは四〇歳が初老だが)、四〇なんて人生のちょうど真ん中ではないか。まさに青春まっただなかである。
[参考サイト]
100円オンライン英会話のぐんぐん英会話
http://www.gge.co.jp/