社員からの反発という点で以上と似通っているのは、能力の劣る社員や評価の劣る社員に絞って勧奨を行うケースである。できる社員に残ってもらい、そうでない社員に辞めてもらおうというのは経営行動としてむしろ自然であるとしても、それをあからさまに出せば反発を招く可能性があるわけである。反発の原因としては、大きく二つのことが考えられる。まずは人事考課など評価のシステムや実際の評価結果が客観性を欠き信用がおけない
表に出さないよう努力をしている... の続きを読む
肯定的にとらえているのは女性ファッション誌である。『ELLEJAPON』誌は「ジャパンポップ」という言葉ながら、九三年十一月二十日号というかなり早い段階でコーネリアス、ピチカート・ファイヴ、オリジナル・ラヴといった「渋谷系」のバンドを特集している。このとらえ方は、ほぼ後の「Jポップ」の定義に等しい。九五年になると、『hanako』四月二十日号が松任谷由実、小沢健二などのヒット曲に登場する実在の風景
「J」を爆発的に広める大きな出来事... の続きを読む
私は個人的に、境界性人格障害の患者さんとかかわるのが嫌いではありません。多感で衝動性が強く、自意識過剰な患者さんたちは、いわば激しい思春期が延々続いているような印象。それほど理解不能ではないし、長いスパンで見れば、年齢を味方につけつつ良くなっていく場合が多いからです。「若いっていうのはつらいことだからね。年を重ねていけば、絶対に楽になるよ」そう話す私の言葉は、まさに私の実感。患者さんを通して、若い
境界性人格障害の患者さん... の続きを読む
「治ることはないですか」−病気は治すものではなく、つきあうものです。これは、私に限らず、精神科医がほんとうによく使うフレーズだと思います。精神科の病気の中でも、とくに統合失調症は、そう簡単に治ったと言えるような病気ではありません。でも、患者さんは、治療をつづければきっといつかは治るだろうと思っています。これは当然の心理だと思います。これに対して、「治りません」と答えることは、ふつうはしません。それ
病気とつき合う... の続きを読む
群馬の山村で祖母と暮らしていた頃、年末年始になると井戸や台所、軒下などに松を飾り、わらで作った容器にご飯を供えたものだった。家を守る神様への御供えなのだと祖母は教えてくれた。人間は自分たちで生きているのではなく、火や水や土の神様の加護のもとに生かしてもらっているのだというのも祖母の口癖だった。子供心にはそんなばかなことはなく、人間は独立独歩、自ら未来を開拓して行く生き物なのだと固く信じていた。それ
人間は目に見えないなにか大いなる力によって生かされ... の続きを読む
21世紀の偉大な哲学者と言ってもいい野球選手のヨギ・ベラは、こんな名言を吐きました。「客が球場に来たがらないのなら、こっちはお手上げだ!」私にはこんな臨床経験があります。ある母親が娘を減量させようとして、私のところへ連れてきましたが、成功はしませんでした。ところがその数年後、娘が一人でやってきて同じダイエットを試したところ、今度は成功したのです。最初の時、減量は彼女自身の問題ではなく、母親の問題で
結果を保証するのは自分自身の意思... の続きを読む
不動産に関しては2つの大きな懸念があった。俗にいう2003年問題と2010年問題である。2003年問題というのはビルの供給過剰懸念だった。東京23区の大規模レンタルオフィスビル(事務所部分の床面積が1万平方メートル以上)の新規供給が216万平方メートルと、02年の125万平方メートルに比べ72%も増えた。これまでのピークの1994年の183万平方メートルをも大きく上回った。2003年に竣工したビル
不動産市場は地価下落加速の恐怖に... の続きを読む