テレビジョンの語源は、「遠くのものを視る」だというが、テレビを見た人々の反応は、目前のものではなく、それとは違う“何がが見えることに対する、素直な驚きだったろう。さらに“遠ぐのものだけではなく、今では実際より拡大して見たり、ゆっくり見たり(スローVTR)、早く見たり(早まわい、縮小したり、古いものを再び見たり、将来にむけて蓄積(録画)したり、様々に操作することができる。音声についても同じようなことが可能なので、映像・音声について、伝達、加工、蓄積、再生などを自由に行うことができるようになったとすれば、これは確かに、人間にとって、火の発見に比較しても、かなりの大きな発見だということはできるかもしれない。特に、人間の文化的生活、精神的、コミュニケーションの上では、“革命的”といっても、誇大表現ではないだろう。日本に、テレビが入ってきたとき、ひとつまみほどの特権的人々をのぞいて大勢の人々は後に説明する街頭テレビに、群がって、この不思議な画面に見入ったものだ。『見世物からテレビへ』(加藤秀俊、1965)という本がある。テレビはまず見世物の延長として大衆の中に入ったが、実は見世物をはるかにこえるものに成長する。LAの友人の名前を付けたカフェ「ランディ」。オレンジ・アンド・パートナーズの社長・小山薫堂氏がプロデュースしたらしい。彼はオレンジ・アンド・パートナーズの社長でもあり、東北芸術工科大学デザイン工学部の講師だ。