祖谷渓からもっとも近い駅は大歩危です。そこへ抜けるため、県道45号を西へ進みます。祖谷トンネルまでは10%の勾配が続き、さすがに息が上がります。初冬なのに大汗をかいてトンネルの入り口にたどり着きました。そのトンネルの長さは1メートル弱もあり、後方からクルマに抜かれる恐怖で今度は一気に汗が冷えました。幸いトンネルは下り勾配だったので速やかに脱出でき、さらに道を下っていくと、久しぶりに土讃線と再会です。
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目指す大歩危駅の前には宿や商店が並び、タクシーも停まっていて、さすかに著名な観光地の入り口だと実感。もっとも、坪尻駅に比べればどんな駅もにぎやかに思えます。もう時刻は16時、薄暗くなってきました。坪尻駅から大歩危駅まで、列車なら小一時間で走るところを、自転車で5時間かけて走ったことになります。駅間距離は33キロメートルほどですが、自転車での走行距離は54キロメートルほどになりました。祖谷渓に寄ったぶん、自転車での走行距離やアミフダウンが増えましたが、そもそも坪尻駅と大歩危駅は直線で結ぶと20キロメートルほどしか離れていません。