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グレイ系の生地が多い

ストロー外相はサイドペンツ、パウエル前国務長官はセンターベンドと、米英のお国柄の違いが仕立にも反映されていた。またパウエル前国務長官がネイヴィーの生地を好むのに対して、ストロー外相はグレイ系の生地が多いという違いもある。さらに、Vゾーンを見ると、ストロー外相は狭く、パウエル国務長官はやや広めだ。日本では「ダブルのスーツはエグゼクティヴが着るもの」や「中高年になって肥満気味になった体型をカバーするための服」といった印象が強い。けれども、ストロー外相やチャールズ皇太子は、けっして肥満体型ではなくむしろ細みだ。また日本には、フンングルよりもダブルのほうがフォーマル度が高い」といった感覚もあるようだ。だが、サミットの場にダブルブレストのスーツが登場しないことを考えると、「フォーマル度が高い」とする説は怪しくなってくる。フォーマル度が高い服であるならば、サミットのような場でもっと多くの首脳が着てもいいはずだからである。フォーマルウェアの代名詞ともいうべきフロックコートの前裾部分を斜めに裁ち落としたものがカッタウェイコートと呼ばれ、そこからモーニングコートに発展していく。フロックコートの裾を斜めではなく、ヒップラインの辺りで真直ぐに裁ち落としたものが、現在のダブルブレストのルーツであるという。フンングルよりもダブルのほうがフォーマル度が高い」という気分は、おそらくこうした起源と結びついているのだろう。フォーマルウェアから進化したのだから、当然、フォーマル度は高いのだと信じられた。しかしフロックコートはフォーマルウェアというよりも帆務服=ワーキングウェアと捉えるべきで、そうなると「ダブルはフォーマル皮が高い」説は怪しくなる。

[参考情報]
スーツ通販情報
http://www.konaka.jp/
ボッテガ 公式オンラインストア
http://www.bottegaveneta.jp/ja_JP/shop-products
ボッテガヴェネタ バッグ
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