自由に恋をする権利を捨て、自由に使っていたお金や時間を放棄してもあまりあるメリットがそこにはある。メリットという言い方が気に障るのなら、幸せと置き換えてもいい。独身者には独身者の幸せ(メリット)が、既婚者には既婚者の幸せ(メリット)がある。だいたいもっと単純な話で、結婚式と入籍、という事態がもし自分の身に起こったら、と考えると、一度失敗している私でさえかなりうっとりしてしまう。他の人はどうなのか分からないけれど、私は男の人が言う「好き」の最上級は「紡婚してほしい」だと思う。さすがに今はもう「愛してないから結婚してくれないのね」などとは思わないし、最上級の愛情を他人に要求したり受け入れたりすることが、必ずしもいいこととは限らないことを知っている。所有することだけが愛情ではない。けれどやはり誰かにプロポーズされたら受ける受けないは別にしても、嬉しいことは確かだと思う。結婚をしたいほど好かれている、という事実ほど、その人個人の存在を肯定するものはなかなか他には見つからない。仕事で認められたり、容姿を誉められたり、自力でマンションを買ったりすれば、それは大きな自信になる。けれどそれは、能力がある、という点においてである。他人が結婚をしてくれる。これから先の人生、健やかなる時も病める時もそばにいて家族として助けあって生きていこうと他人が誓ってくれるというのは、能力が選ばれたのではなく人格が選ばれたということだ。人格がはっきりと肯定されるというのは、意外と少ないものだと私は思う。人は基本的には孤独なものだけれど、うまくいっている結婚は人が宿命としてもっている孤独を一時的であれ、忘れさせてくれるものなのかもしれない。
[おすすめ結婚関連情報一覧]
東京の結婚式場なら南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/
東京南青山の教会結婚式
http://www.le-anges.gr.jp/chapelle/wedding.html